豊田自動織機の長期計画、2020年度に売上高3兆円

自動車 ビジネス 企業動向
豊田自動織機の長期計画、2020年度に売上高3兆円
豊田自動織機の長期計画、2020年度に売上高3兆円 全 2 枚 拡大写真

豊田自動織機は、2020年に向けた長期経営ビジョン豊田自動織機グループ「2020年ビジョン」と、2020年ビジョンの達成に向けた「中期経営計画(2012~2015年度)」を策定した。

2020年ビジョンは「お客様のニーズを先取りする商品・サービスを継続的に提供することにより、世界の産業・社会基盤を支え、豊かな生活と温かい社会づくりに貢献する」とし、環境・エネルギー技術の革新、バリューチェーンの拡大、世界市場での事業展開に力を入れる。

数値目標は2020年度に売上高3兆円超、営業利益2000億円超、ROA5%、ROE10%を目指す。同社の2010年度の売上高は1兆4798億円、営業利益が687億円なため、倍以上に増やす計画だ。

特に産業車両・物流・繊維機械のソリューション事業とコンプレッサー・エレクトロニクスなどのキーコンポーネント事業の高い伸びを想定している。一方で車両・エンジンのモビリティ事業は低い伸び率を想定しており、非自動車分野に注力する。

一方、2020年ビジョンに向けての中計では、2015年度に売上高2兆円超、営業利益1400億円を目指す。設備投資はM&A投資を含めて2012年度~2015年度に合計約5000億円を想定している。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. 「これは欲しくなる!」ランチア『イプシロン』のスポーツグレード登場に日本のファンも注目
  3. マセラティが新型車を世界初公開へ、「トライデント」ロゴ誕生100周年を祝う…グッドウッド2025
  4. 父親への贈り物に“16万針の刺繍”で飾ったロールスロイスを…世界に一台の『ファントム・ダンテル』公開
  5. 新型『キックス』ブラジル発売で浮き彫りになった「日産への期待と本音」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る