タイ洪水、ホンダ池専務「代替部品は量確保が不透明」

自動車 ビジネス 企業動向
ホンダの決算会見
ホンダの決算会見 全 2 枚 拡大写真

ホンダの池史彦取締役専務執行役員は31日、タイの大洪水の影響で現地メーカーからの供給が停止している部品について、東日本大震災の時に比べると代替調達はしやすいとしながらも、「必要な数が全部揃うかまだわからない」と述べた。

【画像全2枚】

池専務は同日開いた決算会見後、一部報道陣に対し、「(震災時にネックになっていた部品は)割と高度なICだった、専用開発の。今度は汎用性のあるもので、メーカーもいっぱいある。それに日本にもあるし、アジアの色んなところで作っているので、そこはなんとかなるだろうと思っている」との見通しを示した。

その一方で「部品が色々と数が多いのと、各社とも(震災後の挽回で)大増産をかけている中でさらにということですから、必要な数が全部揃うかまだわからない。毎日、色んなメーカーにあたってやっているが、まだ全容が見えてないというのが正直なところ」と明かした。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. サーキットも通勤路も楽しくなる! スポーツタイヤの“リニアな気持ち良さ”を体感せよ~カスタムHOW TO~
  2. 日産のピックアップトラック、『ナバラ』新型が11月19日デビューへ
  3. 【マツダ CX-5 新型】反対を押し切った「一本のプレスライン」が生み出す妙、「原点回帰」めざしたデザインとは
  4. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  5. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る