進路妨害で逸脱事故誘発、76歳の男を逮捕

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和歌山県警は10月27日、和歌山県岩出市内の国道24号で対向車の進路を妨害し、路外逸脱事故を誘発したとして、紀の川市内に在住する76歳の男を自動車運転過失傷害容疑で逮捕した。調べに対して「自分は無関係」と容疑を否認している。

和歌山県警・岩出署によると、問題の事故は2011年10月26日の午後0時10分ごろ発生している。岩出市中迫付近の国道24号で、和歌山市内に在住する46歳の男性が運転するワゴン車が交差点を直進しようとしていたところ、その直前で対向車線側から乗用車が右折を開始。男性は衝突を回避しようと急ハンドルを切ったが、その弾みで道路左側の歩道に乗り上げ、進行してきた自転車と接触した。

自転車は転倒。路上に投げ出された岩出市内に在住する62歳の男性は頭部強打し、近くの病院へ収容されたが意識不明の重体となっている。ワゴン車を運転の男性にケガはなかった。

乗用車はそのまま逃走したが、警察ではワゴン車の進路を対向の乗用車が妨害したと判断。目撃情報などから調べを進めた結果、紀の川市に在住する76歳の男が容疑に関与したと断定し、翌27日に自動車運転過失傷害容疑で逮捕している。

調べに対して男は「自分は衝突に関係していないから現場から立ち去った」と供述。進路妨害については大筋で認めているようだ。

《石田真一》

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