メルセデスベンツ世界販売、記録更新…10月実績

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メルセデスベンツCクラス
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ダイムラーは4日、メルセデスベンツ乗用車(スマートを含む)の10月世界セールスの結果を発表した。総販売台数は、10月としては過去最高の11万1683台。前年同月比は3.1%増と、24か月連続で前年実績を上回った。

ブランド別では、メルセデスベンツが前年同月比2.9%増の10万3378台。スマートは8305台を販売し、前年同月比は5.3%増と2か月ぶりの前年実績超えだ。

市場別では、西欧が前年同月比10.9%減の4万3590台と2か月連続で減少。このうち、地元ドイツは16.1%減の2万2603台だった。好調なのは、香港を含む中国。1万6539台を売り上げ、前年同月比22.9%増の伸びを示す。

また米国は、前年同月比23.4%増の2万2637台と、2か月連続で前年実績をクリア。ロシアは34.6%増、インドが24.4%増(2011年1〜10月実績)となるなど、いわゆるBRICs諸国では、引き続き好調だ。

メルセデスベンツブランドの2011年1〜10月実績では、『Cクラスセダン』が、前年同期比6.2%増の21万9377台と牽引。『Eクラス』は4.3%増の27万9554台、『Sクラス』は5%増の5万6283台を売り上げた。

SUVでは、『Mクラス』がモデル末期にもかかわらず、2011年1〜10月は前年同期比22.2%の伸び。『GLK』も28.1%増を記録した。

メルセデスベンツ乗用車(スマートを含む)の2011年1〜10月世界累計セールスは、前年同期比6.9%増の110万8538台。同社のヨアヒム・シュミット販売担当副社長は、「2011年は毎月、販売記録を更新。第4四半期(10-12月)も好調なスタートを切った」と述べている。

《森脇稔》

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