当て逃げ事故を起こした男、運転免許の取得経験なし

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富山県警は3日、富山県富山市内の交差点で当て逃げ事故を起こし、相手方を負傷させた40歳の男を自動車運転過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。男は「運転免許を一度も取得したことがない」と供述しており、確認を急いでいる。

富山県警・富山北署によると、逮捕された男は3日の午前6時20分ごろ、富山市水橋開発付近の市道交差点を進行中、乗用車に当て逃げする事故を起こし、運転していた27歳の男性に打撲などの軽傷を負わせた疑いがもたれている。

男はそのまま逃走したが、事故時の損傷によって約5km先でクルマが立ち往生。レッカー業者に「クルマが故障した」と申告して牽引を要請したが、業者は「故障でなく、事故による損傷」と判断。警察に通報し、男はその後ひき逃げ容疑で逮捕された。

調べに対して男は「無免許の発覚を恐れた」、「免許は一度も取ったことがない」などと供述しており、警察では長期間に渡って日常的にクルマを運転してきた可能性が高いとみて、男を厳しく追及。道交法違反(無免許運転)容疑でも調べを進める方針だ。

《石田真一》

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