フェラーリは7日、2011年1〜9月期の決算を明らかにした。
同社の発表によると、売上高は1〜9月期としては、過去最高の16億0500万ユーロ(約1726億円)。前年同期に対して18.9%増と伸びた。また営業利益は、2億1200万ユーロ(約228億円)。前年同期比10.9%増を達成する。
2011年1〜9月の世界販売台数は、前年同期比12.3%増の5165台。『458イタリア』をはじめ、新型4シータースポーツカーの『FF』などが貢献した。
市場別では、北米が14.5%増の1436台を売り上げ、依然としてフェラーリの世界ナンバーワン市場に君臨。中国(香港と台湾を含む)は542台を販売し、フェラーリにとって世界第2位の市場に成長している。
以下、ドイツが前年同期比15.1%増の503台、英国は21%増の384台。中東は23%増、オーストラリアは17%増と高い伸びを示した。