検問突破の男、今年4月にも交通死亡事故を起こしていた

自動車 社会 社会
事故 イメージ
事故 イメージ 全 1 枚 拡大写真

4日午後11時ごろ、東京都世田谷区内の国道20号で、乗用車が検問を突破。停車中の乗用車1台に追突し、近くにいた警官をはねる事故が起きた。警官を含む5人が重軽傷。クルマはそのまま逃走したが、警察は後に51歳の男を殺人未遂などの容疑で逮捕している。

警視庁・北沢署によると、現場は世田谷区松原2丁目付近で片側2車線の直線区間。第2車線を規制した状態で同署が飲酒検問を実施していたところ、制止を振り切って第2車線に進入した乗用車が検問突破を試みた。

クルマは検問手前で停車していた乗用車に追突。近くにいた警官3人を次々にはね、そのまま逃走した。この事故で49歳の巡査部長が骨折などの重傷。42歳と52歳の巡査部長、停車中のクルマに乗っていた2人が打撲などの軽傷を負っている。

警察が現場周辺の捜索を行ったところ、西に約1km進んだ杉並区下高井戸1丁目付近で乗り捨てられた衝突痕のある乗用車を発見。これを容疑車両と断定し、クルマを所有する神奈川県相模原市内に在住する51歳の男を7日までに静岡県内で発見。殺人未遂や公務執行妨害容疑で逮捕した。

男は2011年4月5日に神奈川県伊勢原市内で交通死亡事故を起こし、違反累積で免許取消処分を受けていた。調べに対しては「無免許運転の発覚を恐れて逃げた。警官をはねたのは間違いない」などと供述しているようだ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ『フリード』がニューレトロに!? ダムドが専用ボディキットのデザインを先行公開 発売は2025年冬
  2. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  3. さらなる人馬一体へ!NDロードスター用「リビルトエンジン」発売、価格は65万7800円
  4. メルセデスベンツ『Gクラス』、オープン「カブリオレ」復活へ
  5. マツダの新型SUV『EZ-60』すでに4万台の予約殺到! SNSでは「マツダ復権か??」「日本でも売るべき」など話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る