出光興産、バイオディーゼル事業化に向けてベトナムの栽培面積を拡大

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出光興産は、ベトナムのペトロベトナムオイル(PVオイル)と共同で、ベトナムで試験栽培を行っているバイオディーゼル原料の一つであるヤトロファの栽培技術の確立と事業化に向けて、栽培面積を拡大する。

出光は東南アジア地域で、将来の再生可能エネルギーとして有望なバイオ燃料事業への取り組みを進めている。この一環で非可食のバイオディーゼル原料である油脂植物ヤトロファに着目。ペトロベトナムグループと共同で事業化を検討している。

ヤトロファは、一般的な農業には利用できないような荒地や比較的降水量の少ない気象条件でも育つという長所がある一方で、品種改良や栽培方法によって単位面積当たりの収穫量を上げることが事業化のための課題となっている。

出光は、PVオイルと共同でベトナム中南部ビンディン省で、今年6月からヤトロファの試験栽培を開始している。今後、気候条件の異なる2か所の地域を加え、試験栽培を3か所、計6haに拡大してベトナムでのバイオディーゼル事業の可能性を見極めていく方針。

《レスポンス編集部》

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