ホンダは14日、二輪車・汎用製品生産拠点のタイホンダマニュファクチュアリングカンパニー・リミテッド(本社:タイ・バンコク)で、14日よりそれぞれ一部のモデルで生産を再開したと発表した。
二輪車・汎用製品生産拠点では、現在まで工場施設への洪水被害はない。調達部品の供給が停止したことにより、二輪車は10月11日より、汎用製品は10月6日より生産活動を休止していたが、部品の供給が再開されたため、生産を再開する。
一方、四輪車生産拠点のホンダオートモービル(タイランド)カンパニー・リミテッド(本社:タイ・アユタヤ、ロジャーナ工業団地)は、調達部品の供給停止の影響により10月4日から生産活動を停止し、その後、10月8日から始まった浸水被害が現在まで継続しているため、生産再開の見通しが立っていない。
今後の操業については、状況を見ながら決定していくとしている。