【ドバイモーターショー11】日産 パトロール ショートボディを初公開…直6エンジン復活

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日産 パトロール に追加されたショートボディ、「ハードトップ」
日産 パトロール に追加されたショートボディ、「ハードトップ」 全 2 枚 拡大写真

10日、中東で開幕したドバイモーターショー11。日産自動車のブースでは、中東がメイン市場のSUV、『パトロール』のショートボディがワールドプレミアを飾った。

新型パトロールは、2010年2月にデビュー。日本で2007年6月まで販売されていた大型SUV、『サファリ』のモデルチェンジ版だ。新型は海外専用車となり、とくに中東マーケットを重視して開発された。

エンジンは、新開発のVK56VD型直噴5.6リットルV型8気筒ガソリン。このユニットは、新型インフィニティ『M56』(日本名:日産『フーガ』)用と基本的に共通だが、トルク重視のチューニングが施され、最大出力400ps、最大トルク56.1kgmを引き出す。ボディタイプは、3列シートの5ドアロングボディだけが用意される。

日産は今回、新型パトロールに2列シートの3ドアショートボディを追加。グレード名は「ハードトップ」を名乗り、ロングボディよりも短縮されたホイールベースが、オフロードでの機動性を大幅に高めている。

またエンジンには、旧サファリ用のTB48DE型4.8リットル直列6気筒ガソリンが復活。最大出力280ps、最大トルク46kgmを引き出す。トランスミッションは、5速ATまたは5速MT。サスペンションには、オフロード重視の専用チューンが与えられた。

日産ミドルイーストのAbdul Illah Wazni氏は、「パトロールの伝統、砂漠の王様が帰ってきた」とコメントしている。

《森脇稔》

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