複数台による死亡ひき逃げ、1人目の容疑者を逮捕

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今月7日に新潟県糸魚川市内の国道8号で発生した死亡ひき逃げ事件について、新潟県警は11日、大阪府和泉市内に在住する46歳の男を容疑者と断定。自動車運転過失致死や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。ひき逃げについては否認している。

新潟県警・糸魚川署によると、問題の事故は2011年11月7日の午前1時ごろ発生している。糸魚川市藤崎付近の国道8号で、車道に倒れている男性を通行人が発見。通報を受けた同署員が現場へ急行したが、男性は複数台のクルマにはねられており、すでに死亡していた。40-60歳代とみられるが、遺体の損傷がひどく、身元は今も判明していない。

警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始。事故が起きた時間帯に現場を通過した車両の特定を進めていたが、大阪府内にある運送会社から「事故が起きたとみられる時間帯に現場を通過した可能性が高い車両に衝突痕がある」との通報が寄せられた。

同署員が確認したところ、現場で採取した破片と破損部位が一致したことから、容疑車両の1台と判断。運転していた46歳の男をひき逃げ容疑で逮捕した。

調べに対して男は「何かに当たったような気はしたが、人をひいていない」と容疑の一部を否認している。警察では他車両の特定も急ぐ方針だ。

《石田真一》

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