[カンニング]京大がH24の試験体制を見直し

自動車 社会 社会
平成24年度個別学力検査等の実施について
平成24年度個別学力検査等の実施について 全 1 枚 拡大写真

 京都大学は11月15日、「平成24年度個別学力検査等の実施について」と題し、来年行われる同大学の入試における監督対策などについて発表した。

 京都大学では、今年2月に行われた入学試験中に、受験者がインターネット掲示板を通じて試験問題を流出させ、第三者から解答を得るカンニング事件が発生していた。

 この問題を受け同大学では、入学試験調査・検証委員会を設置して今後の対策について検討を行い、「入学試験における監督業務は、必ずしも不正行為の監視が目的ではなく、第一義的には、個別学力検査の円滑な実施、公平性と公正性が保持できる秩序の維持並びに不正行為の未然防止などを目的とする」「受験者の良心・倫理感に期待する」などとする基本方針を確認したという。

 また、これまでの試験実施体制に大きな問題はなかったとしながらも、時代の変化に応じた改善も必要であるとし、試験会場の環境整備や、監督体制の見直し、会場周辺の警備の強化などを行うとしている。

 さらに受験者に対しては、募集要項や受験票の送付時、試験場の掲示などを通じ、受験マナーや携帯電話などの電子機器の取り扱いと不正行為に関する事項について、周知の徹底を図るとしている。

カンニング事件を受け、京大がH24の試験体制を見直し

《田崎 恭子》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ポルシェ『911ターボS』新型、史上最強の711馬力ハイブリッド搭載..3635万円から
  2. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  3. 鉱山の坑道でバイク走行イベント、過疎地域を活性化 11月1~3日に開催
  4. ダイビングで拾ったゴミとMITSUBISHIトライトンで見つけた新しい相棒関係PR
  5. マツダの新型SUV『EZ-60』すでに4万台の予約殺到! SNSでは「マツダ復権か??」「日本でも売るべき」など話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る