【ロサンゼルスモーターショー11】カーオブザイヤーはVW パサート…米誌

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米『モータートレンド』誌のカーオブザイヤーに選ばれたVWパサート(ロサンゼルスモーターショー11)
米『モータートレンド』誌のカーオブザイヤーに選ばれたVWパサート(ロサンゼルスモーターショー11) 全 6 枚 拡大写真

米国の有名自動車メディア、『モータートレンド』は16日、ロサンゼルスモーターショー11の会場において、「2012モータートレンド・カーオブザイヤー」を、フォルクスワーゲンの新型『パサート』に授与した。

同賞は2010年11月1日から2011年10月末までの1年間に、米国で発表された乗用車の中から最高の1台を選出するもの。今年で62回を数え、米国の自動車メディアが発表する賞としては、最も権威が高く、各方面から高い注目を集めるアワードとして知られる。

今回ノミネートされていたのは、全35車種。米国メーカーが10台、欧州メーカーが10台、日本メーカーが10台、韓国メーカーが5台という構成だ。

最終選考では、モータートレンドのスタッフやジャーナリストが一般道、サーキットなどの走行テストを実施。デザイン、エンジニアリング、経済性、安全性など6項目を基準に、最優秀の1台を選び出した。

栄えあるイヤーカーに輝いたのは、フォルクスワーゲンの新型『パサート』。欧州や日本向けのパサートとは異なり、北米向けに専用開発。米国テネシー州チャタヌーガ工場で現地生産され、2011年9月に発売されたモデルだ。

同メディアはパサートを選んだ理由として、デザインの良さ、優れたエンジニアリングと燃費性能、安全性の高さなどを指摘。クライスラー『300』(日本名:『300C』)を僅差で抑えてのイヤーカー選出となった。

パサートの受賞を受けて、フォルクスワーゲンオブアメリカのジョナサン・ブラウニング社長兼CEOは、「受賞は大変光栄。新型パサートが最高のミッドサイズセダンに認定された」とコメントしている。

《森脇稔》

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