国連WP29 EV導入促進へ国際基準検討

自動車 社会 行政

国土交通省は18日、スイス・ジュネーブで開催されている国連欧州経済委員会自動車基準調和フォーラム(UNECE/WP29)会合で、電気自動車などの導入を促進するための国際的な統一基準を検討する体制を整備することで合意したと発表した。

リチウムイオンバッテリーの安全性などの統一基準を検討するもので、日米欧が共同で提案し、参加国間で合意した。これにより、日本が得意とする安全・環境性能の高い電気自動車等の導入がさらに促進されることが期待される。

会合ではまた、日欧の主導で国際的な車両型式認証の相互承認制度(IWVTA)の創設に向けたロードマップについても正式に合意した。現在の部品ごとの型式認証制度を包含した形で車両全体としての包括的な型式認証をめざすもので、2016年3月までに実現に向けた基盤整備を行う。

会合では、国土交通省自動車局の木場宣行次長が日本の自動車基準認証国際化行動計画をプレゼンテーションし、アジア諸国など新興国がWP29に積極的に参加していくことの重要性を含め、会合出席者からの支持を得た。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
  2. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る