熱気球ホンダグランプリ最終戦、震災復興イベントも 11月23-27日

自動車 ビジネス 国内マーケット
ダイナミックな一斉離陸
ダイナミックな一斉離陸 全 6 枚 拡大写真

11月23日(水・祝)から27日(日)まで、栃木県から茨城県にかけての空域で、2011熱気球ホンダグランプリ最終戦・とちぎ熱気球インターナショナルチャンピオンシップが行われる。

同グランプリは年5戦で戦われるが、この最終戦は世界のトップフライヤーたちも参戦する国際航空連盟カテゴリー1の公認国際レース。動力を持たない熱気球を、高度によってまちまちな風を使って上手くコントロールし、ターゲットの至近距離に接近するという華麗な操縦技術や、タスク(競技目標)によっては初冬の青空に向かって色とりどりの気球数十機がフライアウト(一斉離陸)する圧巻の光景も見ることができる。

フライトは上昇気流の弱い早朝と夕方前の2回(最終日は午前中のみ)。栃木県芳賀郡茂木町にあるサーキット、ツインリンクもてぎは23、24日の午前競技会場となるほか、23日には日没後、バーナーオンの熱気球の光と冬花火によるページェント「バルーンイリュージョン」と、盛りだくさんのイベントが併催される。

サーキット内では例年、近隣の農産品や工芸品の直売所が置かれたりよさこい踊り大会などが行われるのだが、今年はぐっと大規模に震災復興イベント「ひろげよう、元気の輪 エンジョイホンダもてぎ2011」が開催されるという。ホンダレーシングのライダー、ドライバーのサイン会、トライアルバイクショー、電動バイクEVネオ試乗会、耕うん機体験、震災復興チャリティオークション、震災復興応援メッセージコーナー設置ほか、見て、触れて、乗ってという多彩なイベントが目白押しだ。茨城、栃木、群馬のご当地メニューをいっぺんに食べ回ることができる「B級グルメフェア」も同時開催される。

例年以上に大規模な催しとなる熱気球とちぎインターナショナルチャンピオンシップ。初冬の休日を楽しむには格好のイベントだ。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  2. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  3. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  4. 旧型Z34『フェアレディZ』用車高調がリニューアル、ブリッツ「DAMPER ZZ-R」シリーズがDSC Plusに対応
  5. リトラと決別した「ワイルド・キャット」、3代目ホンダ『プレリュード』【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る