三菱益子社長、タイ洪水の減産影響は8000~9000台に

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三菱自動車・益子修社長
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三菱自動車の益子修社長は24日、タイ洪水で現地工場の稼働が止まったことによる影響台数が来年3月末までの挽回生産で8000~9000台程度に留まるとの見通しを示した。

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益子社長は同日開いた新型車発表会で一部報道陣に対し「1か月(の稼働休止)で2万3000台生産ができなくて、これを来年3月末までに何とか1万4000~1万5000台は挽回したい」と述べた。

三菱のタイ工場は洪水による直接の被害はなかったものの、現地部品メーカーからの供給が止まったことで10月13日の夜勤から11月13日まで稼働停止を余儀なくされた。三菱は10月28日の決算発表時にはタイ洪水の影響で、工場の稼働が1か月半停止することを想定し、その影響台数は最大で3万5000台になるとの見通しを示していた。

益子社長は「3万5000台の減を覚悟してので、単純に言えば2万6000~2万7000台はそこから改善する。ただ8000~9000台位は(期初の)予定通り造れないともいえる」と語った。

《小松哲也》

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