三菱 ミラージュ、タイでの立ち上げに遅れも

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三菱 ミラージュ
三菱 ミラージュ 全 5 枚 拡大写真

三菱自動車工業の益子修社長は24日の『ミニキャブMiEV』発表会見の席上、2012年3月にタイの新工場で生産開始予定の「グローバルスモール」について、「微妙に少し遅れる可能性が出ている」と述べた。

同モデルは日本では『ミラージュ』として販売する。洪水の被害を受けた部品メーカーからの調達計画に、若干の影響が出る見込みという。ただ遅れが出ても「1か月未満」との見通しを示した。

一方、同社の既存のタイ工場は、今月14日から2直での操業を復活させた。益子社長は「生産再開後は、ライン停止させないという“きれいな立ち上げ”にはこだわらなかった」ことで、早期の生産再開ができたと説明した。

実際、再開後は工場内のトラブルや部品調達の遅れもあり、24日までの当初計画比では1200台の減産になっている。益子社長はその遅れは「1か月程度で取り戻し、その後は挽回生産に入る」方針を示した。

《池原照雄》

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