【三菱 ミニキャブMiEV 発表】益子社長、EV普及にはOEMパートナー必要

自動車 ビジネス 企業動向
三菱 ミニキャブMiEV 発表会
三菱 ミニキャブMiEV 発表会 全 4 枚 拡大写真

三菱自動車工業の益子修社長は24日の軽商用EV(電気自動車)『ミニキャブMiEV』の発表記者会見で、同モデルを日産自動車とスズキにOEM供給する方針を改めて示し、供給開始時期や台数の協議を進めていると述べた。

画像:ミニキャブMiEV

OEM供給の狙いについて益子社長は「量産によるコストの引き下げや生産性の向上」と指摘し、さらに「EVの良さを広く理解してもらうには、パートナーが必要」と語った。

また、スズキが販売開始する際には、日産との提携と同様に、販売店の充電設備をユーザーに相互開放する方針を明らかにした。これにより「インフラ整備も進む」と述べた。

益子社長は環境対応車では「今後、プラグインハイブリッド車(PHV)で各社が競争する時代が来る」とし、EV販売の先行によって整備する充電設備は、その際も「ユーザーの利便性につながり、(販売上も)有効になる」と話した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
  2. 三菱『デリカミニ』新型を発売、受注は1万台超え…「DELIMARU Package」を7割が選択
  3. ホンダのアドベンチャー・スクーター『ADV160』とその実力は?…10月のモーターサイクル記事ベスト5
  4. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. 次期『コペン』はFR駆動に、ダイハツ「K-OPEN」初公開…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る