【F1ブラジルGP】ウェーバーの初優勝でシーズン閉幕

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
F1ブラジルGP
F1ブラジルGP 全 6 枚 拡大写真

2011年シーズンの最終戦、F1ブラジルGPが開催された。優勝したのはレッドブルのマーク・ウェーバーで、じつにこの1勝はウェーバーにとっての今季初優勝となった。

雨が心配されたインテルラゴスだったがコンディションは晴れ。前日、F1新記録となるシーズン最多ポールポジション(15回)を獲得していたセバスチャン・ベッテル(レッドブル)が絶妙なダッシュを決めて、トップで1コーナーに消えていく。予選順位からポジションを上げたのは、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、小林可夢偉(ザウバー)ら。

10周を過ぎた時点で、衝撃の事実が知らされる。レッドブルの無線で、トップを行くベッテルのギヤボックスにトラブルの前兆が出ていることが伝えられたからだ。それ以降、ベッテルはギヤボックスを労りながらの走行を余儀なくされてしまう。

終盤、ベッテルの背後に迫ってきたのはウェーバーだった。30周目にトップの座をベッテルから奪う。これでベッテルは2位となり、3位には約10秒差でアロンソが追う展開となった。48周目には前戦アブダビGPで優勝したマクラーレンのルイス・ハミルトンがギヤボックストラブルでリタイアしてしまった。

昨年のハンガリーGP以来となる優勝を挙げたのはウェーバー。2位にはトラブルを抱えながらもベッテルが入り、レッドブルが1-2フィニッシュを達成。3位にはアロンソを攻略したジェンソン・バトン(マクラーレン)が入った。以下、ポイント圏内フィニッシュのトップ10。1位:ウェーバー、2位:ベッテル、3位:バトン、4位:アロンソ、5位:フェリペ・マッサ(フェラーリ)、6位:エイドリアン・スーティル(フォースインディア)、7位:ニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)、8位:ポール・ディ・レスタ(フォースインディア)、9位:小林可夢偉(ザウバー)、10位:ヴィタリー・ペトロフ(ロータス・ルノーGP)。

2012年のF1は、3月18日にオーストラリアで開幕する。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  3. “プチカスタム”でサマードライブの楽しさをブーストアップ![特選カーアクセサリー名鑑]
  4. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  5. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る