【東京モーターショー11】ダイセルが展示するエアバッグの世界

自動車 ニューモデル モーターショー
東京モーターショー11 ダイセルブース
東京モーターショー11 ダイセルブース 全 22 枚 拡大写真

ダイセルの展示は、パイロテクニック(火薬)を使った自動車安全部品について、同社の歴史や最新技術をアピールするものとなっている。

【画像全22枚】

エアバッグの展開には火薬が使われており、1000分の1秒の世界をコントロールする技術だ。シートベルト巻取りにも火薬が使われていることなど、同社の技術が応用されている技術の解説などを行なう。

1997年から標準化されたエアバッグ用インフレータは、自動車メーカーのニーズに対応する形で、高性能、高信頼性、軽量コンパクト化を推進している。展示では、その変遷を実物で紹介し、技術革新を直感的に理解してもらうよう工夫を凝らしている。

先端技術として展示している世界最軽量を目指す次世代インフレータは、2015年の量産開始を目指している。

また、「知ってもらう」をコンセプトに住商エアバッグ・システムズのカーテンエアバッグと、カーテン用ハイブリッドタイプのLH型インフレータを展示している。展示されている「チャンバレス・サイドカーテンエアバッグ」は、接合部の線がなく、短時間で完全に展開し、均一な厚みで膨らみ乗員を保護する。

「ヒラメイテもらう」という視点で、ダイキン工業の「HV、PHV、EV用緊急電流遮断装置」も展示している。

車両火災や漏電事故を未然に防ぐ、「電流遮断装置」は、直流高電圧をイニシエータ(火薬をつかった点火装置)で瞬時に遮断するデバイス。今後、エコカーが主流となってくる自動車において安全技術の一つとして注目される。

ダイセルは、グローバル化の中で、兵庫県をマザー工場に、北米、タイ、ポーランド、中国に続き今後は韓国にも進出する計画。全世界6拠点からインフレータを生産し、世界ナンバーワンのシェアを目指すという。

《土屋篤司》

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