プジョー・シトロエン・ジャポンの上野国久社長は30日、東京モーターショー会場で会見し、2012年のシトロエンブランドの国内販売に関して「4000台を計画している」ことを明らかにした。
上野社長は「シトロエンの日本での販売実績は2009年が1400台、昨年が2400台、今年は3100台の見込みで、大幅に台数を伸ばしている」とした上で、「店舗開発を積極的に進め、来年は4000台を計画している」と述べた。約30%の伸びを目指すことになる。
また9月に発売したシトロエン『DS3 Racing』について「日本への割り当て35台に対し、100台以上の受注が殺到したことから、現在増産対応を図っているところ」であることも明らかにした。
一方、プジョーブランドに関しては「『207』の後継車『208』の日本市場への導入は来年秋を予定している」と発表。また2011年のプジョーブランドの日本での販売台数は6200台になるとの見通しを示した。2010年の実績は6021台という。