NEXCO西日本、5年計画でETC設備を更新

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NEXCO西日本は、ETC利用者へのサービス向上を目指し、2001年度より導入されているETC設備の更新を2011年度から約5年間にわたり実施する。

今回は、入口ETCレーンの複数設置、ETCカード未挿入時のリカバリー機能の追加等を行なう。

入口ETCレーンが1レーンの料金所ではカード未挿入等によるETCトラブルやメンテナンスに伴うETCレーンの閉鎖時には一般レーンの利用が余儀なくされていた。ETCレーンを複数設置することで、料金割引等のETCサービスがより確実に提供できるようになる。

また、ETC走行できなかった利用者に対してのリカバリー機能として、双方向テレビインターホンでの説明を実施するとしている。カード未挿入の場合、今までは通行券を渡していたが、リカバリー機能の整備後は、その場で利用者のETC車載器にカードを挿入してもらい、リカバリーアンテナで再度通信を行う。これにより、今まで3~5分程度かかっていた対応が1分程度に短縮できる。また、停止する際に開閉バーに衝突した場合は、この復旧を料金所からの遠隔操作で行う。これにより、レーンの閉鎖時間を今までの約5分から1分に短縮することが可能となる。

今後整備されるETC機器は、機器の集約と仕様の見直しにより各装置の省電力化が図られ、従来のETC設備と比較し消費電力量が約50%削減される。

《編集部》

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