トヨタのインド車両生産・販売会社、トヨタ・キルロスカ・モーター(TKM)は1日、11月のインド新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は1万3956台。前年同月比は266%増と、10月の63%増、9月の105%増を上回る大幅増を記録した。
販売好調の要因が、2010年12月に発売したインド向け戦略コンパクト、『エティオス』。同車は11月、トヨタのインド販売の約6割に当たる8271台を販売した。その内訳は、セダンが3943台、2011年6月末に投入したハッチバックの『リーバ』が4328台。リーバがセダンの台数を、初めて上回る。
また、ミニバンの『イノーバ』は4308台をセールス。SUVの『フォーチュナー』や『カローラアルティス』も、堅調な販売実績を残した。
TKMのサンディープ・シン常務は、「エティオスシリーズの人気は喜ばしい限り。燃費の良さをはじめ、顧客重視の姿勢が人気の要因」と語っている。