車両を売却しようとしていたひき逃げ容疑者を逮捕

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11月中旬、埼玉県さいたま市浦和区内で発生した重傷ひき逃げ事件について、埼玉県警は1日、23歳の男を自動車運転過失傷害や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。事故後、容疑車両を売却しようとした際に事故の痕跡を発見されたという。

埼玉県警・浦和署によると、問題の事故は2011年11月22日の午後5時20分ごろ発生している。さいたま市浦和区東高砂町付近の県道で、81歳の女性が青信号に従って横断歩道を渡っていたところ、赤信号を無視して進行してきた乗用車にはねられた。

女性は近くの病院へ収容されたが、頭部などを強打して意識不明の重体。クルマはそのまま逃走しており、警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始。現場で採取した破片から車種の特定を進めていた。

その後、保険会社から「事故を起こしたとみられるクルマが買い取り店に持ち込まれた」と警察に連絡があり、これを受けて買い取り店へ出向いた同署員が衝突痕を確認。現場で採取した破片と、クルマの破損部位が一致したことから、このクルマを売却しようとしていた23歳の男をひき逃げ容疑で逮捕した。

調べに対して男は「気が動転して逃げた」などと供述しているが、警察では容疑車両を処分して証拠隠滅を図ろうとしていた疑いもあることから、男を厳しく追及。事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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