3日、一般公開がスタートした東京モーターショー11。日本自動車工業会の特設展示エリア、「SMART MOBILITY CITY 2011」では、日本では見慣れない韓国ヒュンダイモーターの最新モデルが目を引いた。
これは、LPガス自動車普及促進協議会が出品した1台。ヒュンダイが欧州市場で販売しているミドルクラス車、『i40』のステーションワゴンを、LPG(液化石油ガス)燃料に対応させたモデルだ。
このi40、これまで困難とされてきたガソリン直噴エンジンをLPG化したのが特徴。イタリアのランデイレンゾ社の独自技術によって、直噴エンジンを積むi40が、ガソリンとLPGの両燃料で走行できるバイフューエル車に改造された。
ところで、ヒュンダイi40は、米国でヒュンダイ躍進の大きな原動力となった中型セダン、『ソナタ』と基本的に共通。ヒュンダイのデザイン言語、「Fluidic Sculpture」は、日本でのインパクトもかなり強い印象だ。