【東京モーターショー11】スバル アドバンスドツアラー…楽しみながらデザイン

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スバル・アドバンスドツアラー
スバル・アドバンスドツアラー 全 7 枚 拡大写真

富士重工業は第42回東京モーターショーに、同社のブランドステートメント“Confidence in Motion”を具現化したスバル『アドバンスドツアラーコンセプト』を出展した。

「将来のツーリングカーの在り方をテーマとしました。楽しさと確信を表現しています」とは、スバル商品企画本部デザイン部東京スタジオ担当/リードデザイナーの田宮創さん。

「このデザインは、スバルのAWD(四輪駆動)をきちんと表現したいと考え、四隅のフェンダーをしっかりと造形しました」

「クルマに軸を一本通すことで、サイドのキャラクターラインを多少ウェッジさせても、車両全体のバランスが崩れたり、ひとつのクルマとしてまとまっていないと感じられないようにしました。良いスタンスにもなりましたが、結構チャレンジでした」

サイズは、前回の東京モーターショー09に出展された『ハイブリッドツアラー』よりも一回り小さいCセグメントである。田宮さんは、「結構凝縮感があるでしょう。実は全長では『インプレッサセダン』と同じくらいなんです」。

田宮さんは「楽しい気持ちでやろうと思っていました」と開発当初を振り返る。「ショー会場のステージに乗った時にかっこいいクルマを作りたい。それをイメージしながらデザインしました」。

そして「いろいろ悩んだり苦労したりすると、それが形に表れて面白くないので、楽しみながらデザインしました」と笑顔で語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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