本田技術研究所は、最新技術や開発動向をメディアと共有する「ホンダミーティング」を開催した。メディアとの質疑応答で本田技術研究所の山本芳春社長は、他社との技術提携の可能性について「声があれば協力したい」と柔軟な姿勢を示した。
山本社長は、他社との技術提携についての考え方を聞かれ「独自で何が何でも、というつもりは全くありません」と述べた。
「我々自身で軽から大型車まで、EV、PHVまで開発できています。製造する能力もあります。一方で他社から技術を供給してほしいと言われたときに、垣根を作ってはいません」とした。
「声があれば協力したいという考えです。クルマは8割が他社から買ってきたもので出来ています。システム部品等で供給してもらう事なども垣根を持つ事はありません」と話した。