無免許の発覚恐れて逃走、42歳の男を殺人未遂で逮捕

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3日午後2時30分ごろ、千葉県館山市内の市道で信号待ちをしていた乗用車に対し、後続車が追突。後続車の逃走を阻止しようとボンネットに飛び乗った31歳の男性が振り落とされる事件が起きた。警察は42歳の男を殺人未遂などの容疑で逮捕している。

千葉県警・館山署によると、現場は館山市北条付近。南房総市内に在住する31歳男性の運転する乗用車が信号待ちをしていたところ、後ろから進行してきた別の乗用車が追突した。

被追突側の運転者らが被害確認のために車外へ出たところ、追突車は逃走しようとしたため、31歳の男性がボンネットに飛び乗った。しかし、クルマはそのまま発進。この際に被追突側のクルマに同乗していた35歳の女性もはねられた。クルマはその後、蛇行や急加速を繰り返して男性を振り落とし、そのまま逃走した。

この事故で女性が足を骨折する重傷。男性は頚部打撲の軽傷を負った。警察では目撃されたナンバーから容疑車両を特定。4日までに勝浦市内に在住する42歳の男を殺人未遂や傷害容疑で逮捕している。

男は免許停止中。調べに対しては「無免許運転の発覚を恐れて逃げた」などと供述しているようだ。男性を振り落としたことについては大筋で認めているが、女性をはねたことについては「当たったことは記憶にない」と容疑を否認しているようだ。

《石田真一》

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