東風日産乗用公司のデザインセンター室長を務める山口勉氏は12日、自主ブランド・ヴェヌーシアの最初のモデルとなる『D50』のデザインについて「堂々としているということが一番のセールスポイント」と述べた。
山口氏は「立派にみえる車、グローバルに出しても恥ずかしくない車」とした上で、ターゲットユーザーとしては「30代のファーストバイヤーの家族の方に乗って頂けたらなと思っている」と語った。
またヴェヌーシアブランド全体のデザインテーマに関して「横に広がるバンパーの上に鳥が翼を広げるような形、SOAR(=飛翔)というブランドのイメージをつくり、それに5角形のヘッドランプが両側に配置されるのが、しばらくこの先ヴェヌーシアに使っていきたいモチーフ」と説明した。
一方、既存の日産ブランド車とのすみわけについては「グローバルブランドは日産のバッチがついたもので勝負できるので、(ヴェヌーシアは)中国ローカルブランドとの勝負になる」と述べた。