フォルクスワーゲングループは13日、2011年1〜11月の世界新車販売の結果を公表した。アウディやセアト、シュコダを含むグループの総販売台数(商用車を除く)は、過去最高の約469万台。前年同期に対して、12.4%増と伸びた。
フォルクスワーゲンの乗用車部門の市場別販売は、欧州が前年同期比10.6%増の158万台。このうち、地元ドイツが10.5%増の54万9300台と牽引する。ロシアは100%増の10万4200台と大躍進だ。
また、北米は前年同期比22.5%増の44万8500台をセールス。このうち米国は、新型『パサート』と『ジェッタ』の好調により、25.3%増の29万1899台を売り上げた。中国(香港を含む)は、11.4%増の161万台。南米は前年同期比3.6%増の70万8100台だ。
11月単月の世界販売は、前年同月比14.5%増の45万2900台。フォルクスワーゲングループのクリスチャン・クリングラー販売担当取締役は、「11月の世界販売はさらなる成長を記録した」とコメントしている。