エコカー補助金復活、志賀自工会会長「生産増につなげたい」

自動車 ビジネス 国内マーケット
エコカー補助金ともにエコカーの販売も伸びた(写真:トヨタ プリウスの製造ライン)
エコカー補助金ともにエコカーの販売も伸びた(写真:トヨタ プリウスの製造ライン) 全 1 枚 拡大写真

日本自動車工業会の志賀俊之会長は15日の定例会見で、政府が第4次補正予算で導入するエコカー補助金について「エコカー減税の延長などと合わせ、超円高による空洞化対策としてのわれわれの訴えが理解されたと受け止めている」と述べた。

志賀会長は、年内に1年間の予定で復活する補助金や、2012年度から3年継続される減税措置を「内需喚起に効果的に活用していきたい」とし、「国内生産を増やすことで(景気浮揚に)応えたい」と語った。

また、廃止にはならなかったものの環境性能に応じて自動車重量税が軽減される点については「購入時だけでなく、保有段階での負担減にもつながるので、経済面でも環境面でも好ましい」と評価した。

一方で、重量税と自動車取得税については「2重課税や課税根拠を失っているという点から、消費税の引き上げに合わせて撤廃されるよう、引き続き取り組んでいきたい」と強調した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 軽自動車よりも小さい! 15歳から運転できるオペル、約132万円から販売
  3. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
  4. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  5. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る