[入試直前]受験テクニック4/6…問題文の読み込み

自動車 社会 社会
浜田一志氏
浜田一志氏 全 1 枚 拡大写真

 問題文を読んでいくとき、「このパターンやったことある」と思えるとラッキーですね。理系科目では、あとは計算ミスさえなければ合格ということになります。

 論述系の問題の場合は、見たことのあるタイプの問題が出ても喜ぶのはまだまた早いです。設問をじっくり観察しないと、わかっていても0点なんてこともあります。たとえば、「主人公の気持ちになって答えなさい」「あなたの意見を答えなさい」「作者の主張を答えなさい」、本文は同じでも、それぞれ答えは異なってくるはずです。本文はじっくり読むのに、設問はサラッと読んでしまうくせのある人は、設問こそ時間をかけて読むように心がけてください。

 入試の問題文はとにかく長い、過去問を学習した人なら感じているはずです。なぜ長くなるのか、それは、「教科書レベルを超える内容を出題するときは、解答のヒントを載せること」というルールが出題側にはあるからです。特に偏差値の高い学校の場合、受験生は当然教科書レベル以上の訓練を積んでいるはずです。したがって問題を読んだときに長くてうっとうしいと必ず感じます、このうっとうしいと感じる部分にヒントが入っていることが多いのです。

【浜田一志プロフィール】
 偏差値38から東大理IIに現役合格。野球部に入部し、4年次は主将として東京六大学野球リーグで活躍。1994年に東京都内に文武両道を目指す「部活をやっている子専門の学習塾」としてAi西武学院を開業。

【入試直前】受験テクニック4/6…問題文の読み込み

《浜田 一志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【ダイハツ タフト 新型試乗】ほどよい個性とさりげない行動範囲の広さがいい…島崎七生人
  2. マツダの新型SUV『EZ-60』が250万円スタート…10月に盛り上がった口コミ記事ベスト5
  3. 次期『Sクラス』はこの顔? メルセデスベンツ『ビジョン・アイコニック』発表…大型2ドアクーペ提案
  4. 大人の秘密基地のキャンピングカー提案、「TRIP BLACK EDITION」出展へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. ブリッツ、エンジン出力向上デバイス「パワコンX」発売、190車種以上に対応
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る