15日から始まったエコプロダクツ11(東京ビッグサイト、16日まで)。学校行事の社会科見学で来場した小中学生が多いのも特徴だ。体験コーナーやミニ教室に参加したり、クイズラリーに答えたり、グッズ配布の列に並んだりしている。
もちろん出展者も環境活動を理解してもらおうと、さまざまな工夫をこらしている。業種や業態で身近なブランドが数多く出展しており、そういう意外性でも、子どもたちは興味をもって会場内を行き来していたようだ。
一部の子供たちが熱くなっていたのが、NGP=日本自動車リサイクル事業協同組合のブース。震災義援金を寄付すると、廃車から取り外したエンブレムや車名バッジをもらえるのだ。段ボール箱の中に入った物から自由に選べる。「レクサスだ」「マツダがあった」「それ、軽自動車のトラックだぜ」と盛り上がっていた。