NTTデータ、日産が北京で行う大規模実証実験に参加

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NTTデータは、独立行政法人の新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から日産自動車が委託を受け、2012年1月末から中国・北京市で実施する大規模実証実験「新交通情報システム技術実証事業(中国)」に参加すると発表した。

実証実験でNTTデータは、実験の中核となるプローブ情報の収集や、エコドライブ支援情報を配信するセンターシステムを構築する。これによってプローブ情報収集・活用技術を検証する。

実証実験では、自家用車やタクシーに搭載されたPNDを通じてプローブ情報を収集し、各車両の位置に応じた交通情報を配信するセンターシステム(データ収集、サービス提供システム)を構築する。PND端末では、リアルタイムで変化する交通状況を考慮した上で、最適な経路、予測所要時間情報を提供する。センターシステムで収集したプローブ情報は、エコの観点から分析し、再度、各車両にエコ分析結果として配信する。

また、センターシステムと同時に効果分析・効果公開システムを構築し、交通分散効果の実証や、シミュレーション精度を検証し、個人効果と社会効果を確認、社会制度の仕組み作りを行っていく。

NTTデータでは、実証実験の実績をもとに、ITS技術を活用した交通情報の収集・配信サービスを提供し、交通渋滞解消によるCO2削減に向けた取り組みを進めていく。

《レスポンス編集部》

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