リチウムイオン電池と燃料電池の異物を検出する装置 セイコーインスツル子会社が開発

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セイコーインスツルは、子会社で計測分析装置を製造するエスアイアイ・ナノテクノロジーがリチウムイオン二次電池や燃料電池の電極中に混入する可能性のある20μm級の微小な金属異物を高速検出、元素同定する検査装置を製品化したと発表した。

リチウムイオン電池・燃料電池用X線異物検査装置の「SEA-ハイブリッド」は、装置に試料となる電極板やセパレーター、容器に入れた活物質をセットして検査条件の選択後、測定を開始するだけで、X線透過像の撮像から金属異物を検出、その元素同定までを自動で実行する。解析結果として試料中の金属異物の個数と個々の異物の組成、サイズ、顕微鏡観察像を出力、これにより金属異物の混入経路を容易に特定できる。

前処理不要、完全自動なため、簡単に抜き取り検査、故障解析ができる。

リチウムイオン電池や燃料電池を構成する電極材料やセパレーターなどへの金属異物混入は、電池容量の低下や寿命短縮につながるほか、発熱発火の原因にもなる。

同社では装置を電池メーカー、材料メーカーなどへ拡販し、電池の品質向上に貢献していく。価格は5800万円から。

《レスポンス編集部》

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