【スズキ スイフトスポーツ 新型発表】インテリアも上質な大人のスポーティさで

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スイフトスポーツ 全 10 枚 拡大写真

スズキから発売された『スイフトスポーツ』のコンセプトは、“上質な大人のスポーティさ”で、それは、当然インテリアでも表現されている。標準モデルからの目立つ変更点は、ステアリングとメーター、そしてシートである。

【画像全10枚】

「大人のスポーツに相応しい本物感を目指してスタイリングしました」とは、四輪技術本部第2カーラインチーフデザイナーの松島久記さん。

「スイフトをより走りに振ったという性質を考慮して、さらにグリップが良くドライビングのしやすいステアリング形状、そして、視認性の高いメーター、チーフエンジニアのフィロソフィである、クルマと人が一体になれるということを表現する自社開発のホールド性の高いシートを採用しました」

特にこのシートはこだわりを持って開発された。「これまでのスポーティカーの開発を経て、だいぶ知見が溜まってきましたので、自社開発の専用シートを用意しました。デザインでも、走り込みを行いながら、シートのちょっとしたサポート具合などの細かい調整や、ウレタンの硬さにもこだわったのです」という。

「スポーツ走行に適した、摩擦が高いファブリックをチョイスするなどの気を使って開発しました」

「スイフトのスポーツグレードということを念頭に置いて、スポーツ走行時に瞬時に視認できる見やすいメーターや、操作しやすいステアリング及びシートといったところが、機能面におけるデザイン要素です」

「いっぽうスイフトの上級グレードということでもありますから、オーナメント、加飾部分のマテリアルや、メーター周りや、ステアリングのシルバーパーツなどの部分は、スポーティなテイストは持ちながら、全体的に標準車よりも上級に見えるところを狙って、テイストを決めてあります」

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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