[液晶パネル事業]ソニー、サムスンとの合弁会社を解消

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 ソニーとサムスンは26日、液晶パネル事業について新たな提携関係への移行に関する契約を締結した。

 それによると、液晶パネル製造を行う両社の合弁会社であるS-LCDについて、ソニーが保有するS-LCDの全ての株式をサムスン電子が取得し、S-LCDはサムスン電子の100%子会社となる。株式取得の対価としては、約1.08兆ウォンがサムスン電子よりソニーに全額現金で支払われる。同時に、サムスン電子からソニーへ供給される液晶パネルの取引に関する、戦略的な契約も締結された。この契約上、両社が引き続き液晶パネル分野で技術協力を行うことも意図されている。

 今回の取引によりソニーは、S-LCDにおける保有株式を現金化するとともに、生産工場の運営に伴う責任や費用を負担することなく、液晶パネルをサムスン電子から市場価格をベースに柔軟かつ安定的に調達することが可能としている。一方、サムスン電子は、S-LCDの100%子会社化により、パネル製造と事業の運営について、その柔軟性を高め、迅速化、効率化を図っていくことを期待しているとのことだ。

ソニー、サムスンとの合弁会社を解消……液晶パネル事業で新たな提携関係へ

《白石 雄太@RBB TODAY》

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