米国のフィスカーオートモーティブが発売したばかりのプラグインハイブリッド(PHV)4ドアスポーツカー、『カルマ』。同車がバッテリー(二次電池)の不具合で、リコール(回収・無償修理)を実施する。
これは29日、NHTSA(米国運輸省道路交通安全局)が公表したもの。NHTSAによると、カルマのバッテリー冷却装置はホースクランプ(ホースとパイプとの固定具)の位置が適切でないために、冷却液が漏れ出す可能性があり、最悪の場合、電気系統がショートし火災に至る危険性があるという。
対象となるのは、2011年7月1日から11月3日までに生産された239台。フィスカーオートモーティブは顧客と連絡を取り、2012年1月から、バッテリーと関連部品の無償交換を行う方針だ。