フォードモーターは4日、インドで5日に開幕するデリーモーターショー12(デリーオートエキスポ2012)でのワールドプレミアに先駆けて、『エコスポーツ コンセプト』の概要を明らかにした。
同車は次期『エコスポーツ』を示唆したコンセプトカー。エコスポーツは2003年に誕生。ブラジルで生産され、主に南米で販売されている小型SUVだ。ブラジルなどの南米市場では、累計70万台を売り上げた人気モデルで、2004年からはメキシコにも投入されている。
次期エコスポーツは、ブラジルなどの南米だけでなく、インドやASEANなど世界市場で発売予定。そのため、今回のデリーモーターショー12が、ワールドプレミアの舞台に選ばれた。
エコスポーツコンセプトは、フォードモーターのコンパクトカー、『フィエスタ』の車台をベースに開発。フォードモーターは、この新しい「Bクラス」と呼ばれるプラットホーム採用車を、中期的に200万台以上販売する計画だ。
開発において重視されたのは、スマート、グリーン、セーフ、クオリティの4点。都市部の若いユーザーにアピールするスマートなデザインを備え、環境性能が高く、安全で高品質な小型SUVを提案している。