ピーシーアイ、サーブの販売・アフターセールス事業を停止

自動車 ビジネス 国内マーケット
サーブ9-5
サーブ9-5 全 2 枚 拡大写真

日本でサーブ車の販売を手掛けるピーシーアイは5日、サーブ・オートモービルABとのディストリビューター契約(卸売業者契約)が解除されたことを明らかにした。これによりピーシーアイの販売店、アフターセールス部門は業務を停止する。

サーブ・オートモービルAB(以下サーブ)は、資金繰りの悪化により2011年3月より車両の生産を中止。その後も経営再建の可能性を探ってきたが、12月19日に現オーナーであるオランダのスウェーデンディッシュ・オートモービルがサーブの破産を申請した。現在サーブは、裁判所の管轄下におかれている。

これに伴い今回、サーブとピーシーアイのディストリビューター契約が解除、販売停止のほか、アフターセールス部門も事業を停止する。

さらに2011年12月19日をもって、日本国内の全てのサーブ車を対象に付帯する「新車保証」、「穴(孔)あき錆保証」、「リコール/キャンペーン」の保証効力も停止となる。

なお、アフターセールスのパーツを供給するサーブ・オートモービルパーツABは、この破産申請の対象会社ではないため今後も事業を継続、ピーシーアイも事業を継続する。パーツ保証に関しても引き続き適用される。

《宮崎壮人》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 父親への贈り物に“16万針の刺繍”で飾ったロールスロイスを…世界に一台の『ファントム・ダンテル』公開
  2. 「これは欲しくなる!」ランチア『イプシロン』のスポーツグレード登場に日本のファンも注目
  3. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  4. スバル唯一の海外工場、米SIAが生産600万台達成…今秋生産終了の『レガシィ』ラインオフ
  5. 大阪府警の白バイ、2025年度も「隼オイル」継続採用…過酷な環境でも安定した性能
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る