日産自動車の中国法人は5日、2011年1〜12月の新車販売結果を明らかにした。総販売台数は、前年比21.9%増の124万7700台。当初目標の115万台を上回り、日系メーカーとしては最も多い販売台数を記録した。
好調な販売の原動力が、2011年1月に投入した新型『サニー』(現地名:『陽光』)。同車は東風汽車との中国合弁、東風日産が発売しているモデルで、北米向けの『ヴァーサセダン』の兄弟車に当たる。また、『シルフィ』も支持された。
日産の中国新車販売は、2011年12月も好調。前年比は26.7%増と、8か月連続で2桁増を達成した。同社は2015年末までに、中国における新車販売台数を、現在の約2倍の230万台に引き上げる計画だ。