10日、米国で開催中のデトロイトモーターショー12で前代未聞の珍事が起きた。ワールドプレミアを飾ったばかりフォードモーターの高級車ブランド、リンカーンのコンセプトカーがボヤ騒ぎを起こしたというのだ。
現場に居合わせた関係者によると、リンカーン『MKZコンセプト』がワールドプレミアの数時間後、運転席付近から煙が発生。幸いにして火災には至らなかったが、一時会場は騒然となったという。
このボヤ騒ぎの原因は不明。フォードモーターの重役が、「MKZコンセプトは単なる新型車ではない。新しいブランドを導入するのだ」とワールドプレミアで宣言した同車にとって、違った意味で注目を集める結果になったようだ。