【東京オートサロン12】ブリヂストン、新しいタイヤ印刷技術の開発に成功

自動車 ビジネス 企業動向
ブリヂストン。車はKTM(東京オートサロン12)
ブリヂストン。車はKTM(東京オートサロン12) 全 6 枚 拡大写真

ブリヂストンは、従来のカラータイヤ技術とは異なる全く新しいタイヤ印刷技術の開発に成功したと発表した。

従来、タイヤサイド部に白いゴムを採用したホワイトリボンタイヤやホワイトレタータイヤがあった。変色を防ぎ、耐久性を確保するために多くの白いゴムを採用することになるため、タイヤ質量が増え、結果的に燃費が悪くなるデメリットがあった。

また、ただ単にタイヤにデザインを印刷したり、色づけしてもゴムの伸縮やゴムの劣化防止のための薬品の影響で変色するなど、耐久性を確保できなかった。

同社が今回開発したタイヤ印刷技術は、変色防止層の上に新規開発インクと保護層を印刷する、タイヤ質量が増えること無く、従来性能を維持しながらタイヤをドレスアップする技術。

将来的には顧客自身がデザインしたオリジナルデザインや写真などをタイヤサイド部に印刷し、不要になった場合はデザインを落として、新たに印刷を施す新しいビジネスモデルの展開も検討している。

今後、実地評価を進め、市場性のある技術へと完成度を高めた上で、全く新しい車のドレスアップ手法として3~4年後の早期実用化を目指す。

この新しいタイヤ印刷技術を採用したタイヤは東京オートサロン2012に出展している。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  5. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る