10〜13日、米国ラスベガスで開催されたCES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)12。フォードモーターは車載テレマティクスシステム、「SYNC」のグローバル展開を打ち出した。
2007年、フォードモーターがサービスを開始したSYNCは現在、北米市場のみで用意。同社の発表によると2012年、欧州やアジアにもSYNCの導入を図るという。
2007年以来、北米でのSYNCの契約台数は、累計400万台を突破。2012年からのグローバル展開によって、フォードモーターはSYNCの契約台数を900万台上乗せ。2015年までに、累計1300万台へ伸ばす計画だ。
フォードモーターのデリック・クザック副社長は、「SYNCはフォードだけでなく、自動車産業をも変革するテクノロジー。運転中でも安全に、簡単に、スマートにアクセスできるように進化を続けている」と語っている。