プロトンの株式、マレーシア国営投資会社が売却へ

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日本市場にも上陸を果たしたプロトンのサトリアネオ(東京オートサロン12)
日本市場にも上陸を果たしたプロトンのサトリアネオ(東京オートサロン12) 全 1 枚 拡大写真

マレーシアの大手自動車メーカーで、英国ロータスカーズの親会社としても知られるプロトン。同社の筆頭株主が変わり、民営化が促進されることになった。

これは16日、マレーシアの複合企業、DRB‐ハイコムが公表したもの。同社の発表によると、DRB‐ハイコムはマレーシアの国営投資会社、カザナナショナルが保有するプロトンの株式、42.74%を取得することで合意したという。

DRB‐ハイコムは、HICOM(マレーシア重工業公社)が前身のマレーシア複合企業。2000年までは、プロトンの筆頭株主だった。今回のDRB‐ハイコムへのプロトン株売却は、半国営企業のプロトンの民営化を促進し、国際競争力をつけるのが狙いと見られる。

DRB‐ハイコムのマネージングディレクター、Mohd Khamil氏は、「カザナナショナルからの厚い信頼に感謝したい。我々がプロトンの未来に、大きな役割を果たす」とコメントしている。

《森脇稔》

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