【東京オートサロン12】スバル BRZ STI…大人がターゲット

自動車 ニューモデル モーターショー
スバル BRZ STI コンセプト(東京オートサロン12)
スバル BRZ STI コンセプト(東京オートサロン12) 全 12 枚 拡大写真
東京オートサロン2012の富士重工ブースには、スバル『BRZ STI コンセプト』が展示された。BRZベースとし“走る愉しさを誰でも気軽に味わえる”をコンセプトに、気持ちの良いハンドリングを実現したモデルという。

スバルテクニカインターナショナルの渋谷直樹氏は「BRZは、2リットルNAエンジンでFRと“気持ちのいいハンドリング・ドライブを楽しめる”ということでトヨタとスバルが協同開発しているのですが、その路線を踏襲しつつ“STIでしかできないことってなんだろう”と考えて、今回ショーモデルとして開発しました」。

「この車でメインとなるターゲットは、やはり40代や50代の男性になると考えていて、大人の方に喜んでもらえる外観と、STIならではの“強靭でしなやかな走り”を実現するハンドリング性能を融合させて、“一歩先を行く走りを楽しめる車”として出して行きたいと考えています」と話す。

コンセプトカーを見ると、カーボンフードやカーボンルーフが採用されているのが印象的。

渋谷氏は「外観の特徴となるのは、カーボンルーフとカーボンフードになるかと思いますが、フードに関してはメーカーならではというところで、歩行者保護の基準に対応するべく開発を進めています」と安全面への配慮を強調。また、各種専用パーツの装着が確認できるが、細かなハンドリング関係のチューニングはこれから作り込みを始めるという。

また、価格面に関して渋谷氏は「STIがチューニングを施すとそれなりにコストがかかってしまうので、ビジネス的にはやはり40〜50代といった年齢層がターゲットになるかと思います。ただ、若い方に乗って頂きたいという面でいえば、インプレッサのSTIバージョンぐらいの価格で、気持ちのいいFRスポーツに仕上がったらいいと考えています」と述べた。

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