サーブミュージアムの名車、オークションで売却へ

自動車 ビジネス 企業動向
サーブの第1号車、1946年式92001 Ursaabもオークションに
サーブの第1号車、1946年式92001 Ursaabもオークションに 全 1 枚 拡大写真

2011年12月19日、破産を申請したスウェーデンの自動車メーカー、サーブオートモビル(以下、サーブ)。同社の関連施設で、スウェーデン・トロールハッタンのサーブミュージアムの展示車両が、オークションという形で売りに出されていることが分かった。

これは16日、サーブの管財人でスウェーデンの法律事務所、「デルファイ」が明らかにしたもの。サーブミュージアムの約120台の展示車両が売りに出され、最も高い価格を提示した者に売却するという、事実上のオークションが開始されたのだ。

デルファイが公表している総計123ページに及ぶリストには、約120台のサーブ車の詳細なデータを掲載。中には、1946年に誕生したサーブの第1号車、『92001 Ursaab』など、非常に貴重なモデルもある。

デルファイは20日をもって、このオークションを締め切ることを明らかにしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
  2. 第3世代e-POWERの日産『キャシュカイ』が無給油で英国縦断! その実力に日本導入への期待高まる
  3. 【ボルボ XC60 ウルトラB5 新型試乗】大胆緻密なマイチェンが証明する、ベストセラーであり続けている理由
  4. ウィラーエクスプレス、2026年春から高卒採用を開始…免許全額会社負担、独自のキャリアプランを発表
  5. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る