三菱、30万台リコール…9車種で走行不能のおそれ

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三菱 eKワゴン(2001年)
三菱 eKワゴン(2001年) 全 2 枚 拡大写真
三菱自動車工業は26日、軽自動車『ミニカ』『ekワゴン』、日産ブランドの『オッティ』『クリッパー』など計9車種のクランクシャフトオイルシールに不具合があるとして国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、2001年7月24日~2006年4月11日に製作された29万9320台。

エンジンフロントケースに装着しているクランクシャフトオイルシールで、フロントケースの加工ばらつき、オイルシール圧入量ばらつきなどの複合要因により、オイルシールの保持力が低下し、エンジンオイルが徐々に漏れて油圧警告灯が点灯し、そのままで使い続けるとエンジン内部部品が焼き付いて走行不能となるおそれがある。

全車両、オイルシール取付部を点検し、オイル漏れがない場合はフロントケースにオイルシール抜け止め用プレートを追加。オイル漏れがある場合は、オイルシールを新品に交換するとともに、フロントケースに抜け止め用プレートを追加する。

不具合発生件数は112件で、市場からの情報と国交省からの指摘でわかった。事故は起きていない。

今回のリコールは、2010年11月に届け出たリコールの対象車両の追加。

《レスポンス編集部》

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