折りたたみ自動車が登場、しかもEV スペイン

エコカー EV
折り畳み式の小型EV、Hiriko
折り畳み式の小型EV、Hiriko 全 5 枚 拡大写真

スペインから、何ともユニークなEVが登場した。ボディが折り畳め、駐車スペースを有効活用できるという1台だ。

このEV、車名は『Hiriko』と命名。米国のマサチューセッツ工科大とスペイン政府が共同開発し、生産はスペインで行う予定。2010年春、ドイツで最初の試作車が公開され話題となっていたが、今回、ベルギーのブリュッセルにおいて、欧州各国の首脳を前に、Hirikoの最終プロトタイプが披露されたのだ。

Hirikoは、都市部のユーザーをターゲットにした2名乗りの小型EV。ボディの後部を折り畳むことができるのが、最大の特徴だ。これにより駐車スペースは、スマート『フォーツー』の3分の2で済むという。

また、車内にはサイドからではなく、フロントガラスを開けて乗り込むという独特の方式。ドライバーはステアリングホイールの代わりに、ジョイスティックで操作を行う。EVパワートレインの詳細は未公表だが、最高速80km/hの性能を備える。

このHiriko、まず20台のプロトタイプが生産され、実証テストに使用。その後、2013年から量産体制に入るという。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. “夏ドライブ”の快適性を上げる、便利アイテム2種5品[特選カーアクセサリー名鑑]
  5. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る