ホンダ NSX 次期型…米国産スーパースポーツへ

自動車 ニューモデル モーターショー
ホンダ/アキュラNSXコンセプト(デトロイトモーターショー12)
ホンダ/アキュラNSXコンセプト(デトロイトモーターショー12) 全 12 枚 拡大写真

ホンダはデトロイトモーターショーで新型『NSX』を3年以内に販売すると発表、生産は米国オハイオ工場でおこなうことを明らかにした。その意図について米国アキュラブランドを統括するホンダの福尾幸一常務執行役員は、「需要のある所で生産するのがキーだと考えている」と話す。

福尾氏は「ホンダは2012年、米国で『アコード』を生産して30周年、アキュラ(ブランドの展開)が25周年を迎える。我々はずっと、需要のある所で生産するのがキーだと考えてきた。為替に対するリスクをミニマイズするという意味もある」と説明。

しかし一番の理由は「今回オハイオでのNSX生産を発表した際、現地の人々が大いに喜んでくれた。これこそ米国でビジネスをしてきた答えではないか」と語る。実際、デトロイトモーターショーで1月10日におこなわれたプレスカンファレンスでは、伊東孝紳社長からオハイオ工場での生産が発表されるや、NSXの公開そのもの以上の歓声が巻き起こった。

開発についても「日米エンジニアのコラボレーション」としながらも、その主体は米国に移りつつあるという。福尾氏は「どこの日系メーカーよりも米国での開発力がある。彼らが持つ合理主義で日本人にはできない、新しいものを実現してくれるのでは」と新型NSXの開発に関して米国拠点への期待を語った。

《宮崎壮人》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  2. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  3. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  4. フォード『ブロンコ』が60周年、初代をオマージュした記念パッケージが登場
  5. ホンダ『シビック』の顔が変わる! 英国版のグリルとバンパーが新デザインに
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る